風疹抗体価検査および風疹ワクチン予防接種
あなたと、これから生まれてくる世代の子どもを守るために風疹の抗体検査と予防接種を受けましょう! この年代の男性の皆さんには、過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風疹にかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。
風疹は、成人がかかると症状が重くなることがあります。また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがあります。あなた自身とその家族、これから生まれてくる世代の子どもを守るために、ぜひ風疹抗体検査とワクチン予防接種をお受けください。
公的補助で無料実施できるものとして以下の2つがあります。
1. 厚生労働省の事業(市区町村が代行)
2. 台東区の独自事業
順に要領を説明します。
両者で対象者が異なることに注意してください。
対象者:昭和37年度~昭和53年度生まれの男性の皆さんが対象です。
この年代の方にはお住まいの自治体を通じて、原則無料で風疹の抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券が送られています。まだお受け取りになっていない方は、お住いの市区町村にお問い合わせください。
「厚生労働省 風しんの追加的対策について」HPより
STEP1:市区町村からクーポン券が届く (40歳~47歳の方)
お住まいの市区町村よりクーポン券が届きましたら、開封して中身をご確認ください。
STEP2:風疹の抗体検査を受ける
検査は、サンライズクリニックで採血して行います。
(1) 健康診断の機会に受ける
・勤め先の健康診断を受診する際に、抗体検査を受けられる場合があります。(詳しくは勤め先の担当者へお尋ねください)
・検査の際に、クーポン券と本人確認書類をお持ちください。
(2) 健康診断の機会以外で随時受ける
・クーポン券は全国どこでも(住所のある市区町村以外でも)使用できます。
・検査の際に、クーポン券とお住まいの住所が確認できる書類をお持ちください。
・注記:住民票の住所が変わった方は、転居後の市区町村からクーポン券を再発行してもらい、お持ちください。
STEP3: 検査の結果を聞き、免疫がない場合は風疹の予防接種を受ける
・風疹への免疫がなかった方、もしくは十分な量の抗体がなかった方は、予防接種を受けてください。検査の結果、十分な抗体があった方は予防接種は不要です。
・サンライズクリニックで予防接種を受けることができます。クーポン券は、全国どこの市区町村に住所のある方でもサンライズクリニックで使用できます。
・予防接種を受ける際に、クーポン券と本人確認書類をお持ちください。
風疹抗体検査
- 対象者
- 台東区在住で、受診日現在19歳以上の妊娠を希望する女性とその同居者のうち、今までに風疹にかかったことがなく、風疹抗体検査や風疹予防接種、麻疹風疹(MR)予防接種を受けたことがない方
- 検査費用
- 無料
- 有効期限
- 平成31年4月1日から令和2年3月31日
- 受診方法
- 希望者には、台東区から郵送及び窓口にて抗体検査受診票・予防接種予診票が発行されます。
事前にサンライズクリニックに電話でお問い合わせの上、下記書類を持参して受診してください。
(1)受診時の住所及び年齢が確認できる本人確認書類(個人番号カード、運転免許証、住所を確認できる健康保険証等)
(2)台東区が発行する抗体検査受診票・予防接種予診票
検査の結果は、再度受診して医師の説明を受けてください(無料)。予防接種の費用助成の対象となる方は、予防接種を受けてください(下記)。
風疹予防接種
- 対象者
- 台東区在住で、接種日現在19歳以上の妊娠を希望する女性とその同居者のうち、抗体検査で風疹抗体価がHI法で16倍以下、EIA法で8.0未満の方
※過去に風疹の抗体検査を受けた方も、上記の条件に該当する方は、予防接種の対象となります。
※過去に風疹の費用助成制度で予防接種を受けた方、今までに風疹の予防接種を2回以上受けたことがある方は、予防接種の対象になりません。
※妊娠している方、及びその可能性がある方は、接種を受けることができません。なお、接種後2か月間は、妊娠を避けることが必要です。
- 有効期間
- 平成31年4月1日から令和2年3月31日
- 接種費用
- 無料
- 接種方法
-
抗体検査を受けたことがあり、予防接種のみを希望する方は、台東区保健予防課窓口に抗体価がHI法で16倍以下、EIA法で8.0未満であることを証明するものを持参してください。
対象者には、台東区窓口で予防接種予診票が渡されます。
事前にお電話でお問い合わせの上、下記書類を持参して予防接種を受けてください。
(1)受診時の住所及び年齢が確認できる本人確認書類(住民基本台帳カード、運転免許証、住所を確認できる健康保険証等)
(2)台東区が発行する予防接種予診票
- 接種ワクチン
- 風疹単独ワクチン または 麻疹風疹混合(MR)ワクチン
診 療 時 間
受付時間 (診療時間) |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
8:50 - 12:00 ( 9:00 - 12:00) |
○ | ○ | ○ | ○ | 休 | |
8:50 - 11:30 ( 9:00 - 12:00) |
○ | |||||
14:30 - 17:30 ( 14:30 - 17:30) |
○ | ○ | ○ | 休 | ○ | 休 |
☆ 木曜日午後と土曜日は休診となります。
お知らせ
- ☆ 糖尿病の方の予約について
- 当クリニックでは、糖尿病の患者さんで診察前検査を実施される方については、再診予約を来院時に直接、または電話にて承っています。(不効率な)待ち時間を減らすことができますので、ぜひ再診日時をご予約ください。なお、当クリニックは完全予約制でありませんので、ご予約が諸事情で難しい方は随時ご来院ください(概して、午後4時以降がゆとりがあるようです)。
- ☆ 各種健康診断・台東区民総合健康診査を実施中
- 一般健康診断、台東区総合健康診査(特定健診)、台東区大腸がん検診、台東区肝炎ウィルス検診、企業雇入時健康診断・定期健康診断、各種自費検査など各種の診断項目フォーマットに対応します。
- ☆ 風疹ワクチンクーポンについて
- 当クリニックで厚生労働省事業で市町村が実施している風疹抗体価検査および風疹ワクチン接種が受けられます。あなたと、これから生まれてくる世代の子どもを守るために風疹の抗体検査と予防接種を受けましょう。窓口までお問い合わせください!
❍ 糖尿病の管理について
❍ 放置しない
近年、糖尿病の治療手段は大きく進歩しています。しっかりとした自己管理ができれば、かつてほど糖尿病は怖い病気ではなくなってきています。一方で、治療の中断や放置、自己管理の不良で経過が極めて悪くなることもまた事実です。
❍ 早めに受診する
これまでに多数の糖尿病患者を拝見してきたなかで得た経験や知識を活用して、糖尿病の方が久しく健やかに暮らしていかれるように療養内容を提案します。健診などで問題を指摘された方、データが気になる方、境界型糖尿病の可能性がある方なども遠慮なくご相談ください。
❍ 今はいい経口薬がある
メトホルミン、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬、この3つの薬剤は優れた効果を示しつつ、体重増加や低血糖を起こしづらく、治療を組み立てていくうえで欠かすことができません。この3剤以内で長期間安定した血糖コントロールを図ることが現代の標準治療です。
❍ 外来でインスリンを開始する
糖尿病におけるインスリン導入は、特に2型糖尿病の患者さんでは1日に1回だけ作用が長持ちする持効型インスリン製剤を打つ方法が普及しており、外来でもほとんどの方が無理なく開始できるようになってきました。1型糖尿病患者さんへの即日インスリン導入も(認知症などがない方であれば)無理なく行なえます。
❍ 血圧と脂質を管理する
糖尿病でこわいのは合併症ですが、その大きなリスクとなるのが、高血圧と脂質異常です。幸いなことに、この2つのリスクは必要に応じて使用される薬剤によって比較的無理なくコントロールできます。この状態に早くしておくことが糖尿病の包括的管理に重要なのです。
❍ 眼科と歯科を受診する
糖尿病と診断されたらまず眼科を受診していただく必要があります。網膜症の精査のためです。安定した状態であれば、半年〜1年に1回程度の受診ですみます。歯周病や歯のグラつき、強い口臭があれば、歯科も受診する必要があります。
❍ 時間をかけて減量する
減量は通常、とても時間のかかる取り組みとなります。当院では2-3kg体重を落とし、その後しばらくは体重維持に専念してから、更に落としてゆくステップワイズ方法を勧めています。